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『女の子は暗示にかかりやすい。それを利用するか、悪用するか』――メイド喫茶元オーナー・ヒロN式『脱・非モテ講座』第70回

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―「メイド喫茶元オーナー・ヒロN『脱・非モテ講座』」は、メイド喫茶元オーナー・ヒロN氏が、メイド服を脱いだ素顔の女の子と接して得たノウハウを非モテタイムズで教えるコラムです。―

さて、今回は、前回の記事『脱・非モテ会話術実践編3・映画デート編』のラストに紹介した質問への答えです。

「しかし、ヒロNさん。なんで、もてる奴は、やたらにもてるのに、もてない奴は、全然もてないのですか?なんで、皆、平等にもてないのでしょうかねえ。そうすれば、問題ないのに。」

本当にそうだ。大体、男女比と言うのは1対1なんだから、皆、平等に、1組ずつカップルになれば、非モテもモテもなく、皆悩むこともないのになあ。なかなか世の中はうまくいかないもんです。

さて、僕が、メイド喫茶をやっていた時に、こんなことがありました。あるお客さんが、冗談半分に、

「僕は、オーナーとツーカーだから、僕に逆らったら、オーナーが君達をクビにするよ」

と言ったのです。多分、本人は、軽い冗談のつもりで言ったのでしょうけれど、それが、メイドからメイドに口コミで伝わる間に、真実味を帯びてしまって、本気で信じてしまう子が現われた。そんな訳ないじゃん!

それから、前にも言いましたが、女の子たちだけで、お店が終わった後、女子会などやると、なんだかエスカレートしてしまって、元は、たいした不満じゃないのに、

「このままじゃ、とてもじゃないけど働けない!皆で、店を辞めちゃおう!」

なんてことにまで、発展したりする。

■女の子は仲間と共感する事に喜びを感じる。そして伝播する。

なぜかと言うと、女の子ってのは、「共感」が一番、仲間と「共感する」ことに喜びを感じるようにできているので、誰かが不満や不安を持っていて、そのことに仲間の皆が「そうよねえ」とか共感しているふりをしているうちに、自分自身では、それほど不満に思っていないことでも、次第に本気になってきてしまうのです。

それで、「もうこんな店最低!辞めてやる!」とかなる。

じゃあ、君は本当に辞める気なの? どこが不満なの? と訊くと、「なんだっけ?」とかなる。女の子は、暗示にかかりやすいのです。これは負の連鎖ばかりではない。

仲間の誰かが、「あいつかっこいいよねえ」とか言って、皆が「そうそう」とか言い出すと、「そうか、あいつ、かっこいいのか」とか無意識に思い込んでしまう。それも皆、女の子の「共感」志向のなせる技です。

■共感による暗示を利用して商売するアイドルや人気タレント

この習性をうまく利用しているのが、アイドルとか人気タレントとか言われるヒトたちです。テレビやライブで、すごく人気があることを一生懸命刷り込む。すると、女の子たちは、「ああ、このタレントが人気があるのか」と暗示にかかり、その輪の中に入って、「共感」したいと思うようになる。だから、今、このタレントが人気だ!となると、ガァっと人気が出る。

一般男子でも、誰か女の子が夢中になれば、他の女の子も興味を持つようになる。モテる奴とつき合いたいと思うようになる。モテる奴は、ますますモテるようになる。その分、モテない奴は、ワリを食う。つまり、そういうこと。

これは、男子にも、女子にも言えることなんですが、「共感志向」が強い女子の方が暗示にかかりやすい気がするなあ。男子の方は、わりと「論理」的志向が強く、主体性もあるので、ヒトがどう言おうと僕はこうだ。となびかないところがある。でも女の子は、ヒトにガツンと言われると自分は内心違うなあと思っていても、そうなんだあ、となびいてしまうところがある。

■モテている雰囲気を出して、女の子を暗示にかける方法

そこで非モテ脱出のヒントとしては、やはり、ちょっとはモテる、モテている雰囲気を醸し出した方がいい。ということになる。実際はそうじゃなくても、僕は、モテているんだよ。女の子にガツガツしてないんだよ、という余裕をかましてみせる。おしゃれに凝ってみてもいいかもしれない。とにかく、モテ雰囲気を出すのです。

あんまりやり過ぎると滑稽になっちゃいますけどね。

たとえば、ホストなんかでも、職業上、そういう自己演出をしている。ただ女の子の機嫌を取るだけではない、自分は、他のお客さんにも、モテモテなんだというふりをする。そうすると、もちろん、嫉妬心やライバル意識もあるんだろうけど、なにより、ああ、このヒトは、モテるヒトだから、好きになってもいいんだ、と女の子は安心するのである。

つまり、もうホストであるということが、暗示になっているんだなあ。この女の子の主体性のなさを悪用してしまうか、守ってやるか、は、君の気持ち次第だけど、とにかく、これも、非モテ脱出のテクニックのひとつですね。修行するべし。

では、次回は、こんな意見を紹介します。

「ヒロN氏は、女の子とつき合うなんて簡単なことだとか言いながら、ああしろ、こうしろと、とても非モテの僕には、できそうもないことばかり言っているし、次から次へと女の子をとっかえひっかえして、チャラチャラしているリア充男の方が誠実だなんて言っているし、イラッと来る。一体、僕ら非モテにどうしろって言いたいんですか?」

とちょっとキレ気味の意見をいただきました。そもそも、非モテってなんなのだろう?非モテは不幸せで、リア充は幸せなのか? そんなそもそもの原点を考えさせますねえ。次回は、今さらながらだけど、これについて考えてみましょうね。

(ヒロN)

※ヒロNさんに相談したいお悩みがございましたら、下のコメント欄からどしどしおよせください!(非公開にしたい人はそのように付け加えてください)

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ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)

・ヒロN氏のブログ 「ヒロN式!

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